カテゴリ:入院( 13 )
やっと転院
a0034788_14451018.jpg


「今呼んでますから、準備しましょう」

女医さんが、心電図から吸入器から一切合切持ち出す準備をしてる

「すぐ来ます」

と言う割に、来やしねぇ

旦那ちゃんは相変わらず「痛い痛い」を繰り返してる

「これ飲んでください」と白い錠剤を飲まされる

何もかも信じられなくなってるあたしは

「それ!何の薬ですか!」と言うと

「通す薬です」

「通す薬?」 思わず旦那ちゃんとハミングする

気になったので、空になった錠剤の入れ物をポケットに入れた

時計は7時前、かれこれ30分は経ってる

イライラしてると遠くからピーポーが聞こえてきた

慌ただしく入ってきた隊員さんはさっきの人じゃなく

ハキハキした背の高いおじちゃんだった

「大変ですね、さぁ行きましょう、5分ほどで着きますからね」

「はい、お願いします」と言うのが精一杯だった

I病院から看護師さんが1人着いてくる、転院先に事情を説明するためだそうだ

救急車に乗り込み、座った途端に異臭騒ぎ・・・

シッコのかかったスリッパにファブリーズが便乗して

負け知らずの激臭に変身した

ただでさえ鼻が良いあたしは後ろにのけぞりそうになって

ヒクヒクしてると、横に座った看護師さんの鼻が赤くなってる

口で息をしてるのが分かる

目が合うと「もう少しですよ」と言ってくれた

すまん!!!!!

すまんかったように思う!!!!!!

わしも臭いんじゃぁ~~こらえてくれぇ~~~

みんな無言なのは、何かの合図かあ~

旦那ちゃんのことや臭いでノックアウト寸前だ

うーうー思ってるうちにS病院についた

「旦那ちゃん病院に着いたよ、もう少し頑張ってね」

と、声をかけ、後ろのドアが開いた

どどどどどど、と音がして、Drが7人看護師さんが6人

救急車に向かって走ってきたかと思うと

1人のDrが簡易の心電図に目を走らせ

素早く担架に乗せ、すべるように病院へ入れた

2人の看護師さんと1人のDrがエレベーターで旦那ちゃんを運び

残りのDrも看護師さんも3段飛びで階段を駆け上がった

あたしはその秒単位の動きに感動して

初老のDrから上がってきてと声をかけられるまで見惚れてた

10分ほど待っていると、初老のDrから部屋にはいるように促され

手に持った心電図を見ながら

「急性の心筋梗塞です」と告げられた

「すぐにカテーテルを入れて、閉塞している場所を
 風船で広げ止まっている血液を流れる処置を施します
 ただ、風船で無理な場合は開胸手術に移りますので」
 
あたしは、ただハイハイと聞きながら

手術同意書にサインした

「念のため、親御さんご兄弟に連絡を取って来て下さるように」

「え!」

「説明をしなければなりませんので」

「大阪なので急には無理かと思いますが、連絡します」

これが、この後、またしても大事になるのだけれど

それはまた、後日。
[PR]
by cooper2004 | 2007-04-05 14:46 | 入院 | Comments(6)
救急物語1
syasin

病院には・・・

syasin

アヒルが居る!( ̄□ ̄;)


-------------------------------------
「奥さん、お入り下さい」

呼ばれて処置室に入ると、ぐったりした旦那ちゃんが

ベットの上で「ゼーゼー」言ってた

「寝とかんでええんか?」

「横になるとしんどいねん」と、ものすごくつらそうだ

「現在の状態を説明します」と女医さんが来た

「ご主人は、17歳の頃、結核にかかられたそうですね?」

「はい」

「胸のCTを見ると陰があるんですね、肺炎の跡なのか
結核の跡なのかは、今は分かりませんが」


「これを見る限りでは」

「心筋梗塞ではないようです」

「どこにも閉塞は見られませんから」

「もしも、心筋梗塞であれば」

「今点滴で入れてるこの薬が」

「劇的に効くはずです」

そうやって話してる間にも、旦那ちゃんは具合が悪くなっていく

時間は5時(朝)くらい

効くと言われたのでもうちょっと我慢するわと横になって

この時点ですでに2時間弱痛みに耐えてきた旦那ちゃん

30分がたった頃

「先生、全く効かないんですけど」

「うーん、原因がねぇ」

と、自分のいすに戻っていく

生理食塩水とニトロなんとかって点滴は、ものすごく遅く落ちてきていた

1時間がたった頃

「なんか、どんどん痛みが増してきた」

「ちょっと胸も痛くなってきた」

「気持ち悪くなってきた」

そして、6時近くなったとき

「この痛みを取ってくれ」

「この痛みを取ってくれ」

「この痛みを取ってくれ」と言い出した

旦那ちゃんはどんなときでも敬語で話す人

それが、出ない声を振り絞って

「この痛みを何とかしてくれ!」と声を荒げた

あたしは先生を呼んで「痛みを取ってはもらえないんですか?」と聞いた

「原因が分からないから」と言う

2時間も何してるんだろうと思っていたら

心電図の機械がピーピー鳴りだした

「あれっ、不整脈が出てるね、もう一度CT撮りましょう」と言われ

待っていると、後ろが慌てだしていた

女医さんが困ったような顔をして言う

「来られたときには無かったんですが」

「心電図とCTから心筋梗塞の値がかなり高くなっています」

「今、循環器では県内でも一番の病院に連絡を取りましたから」

「救急車で転院措置をとります」



なんだとおおおおおおおおお!!!

さっきまで心筋梗塞じゃありませんって言ってた口はどれやーーーー

怒りでわなわな震えるあたしは

「痛い、どうにかしてくれ」と言う旦那ちゃんの声で冷静になった

そして、呼んだと言った救急車がくるのは

このあと30分してからだった。
[PR]
by cooper2004 | 2007-04-02 01:00 | 入院 | Comments(4)
4月馬鹿
きっと、今日更新するのが うちらしいと思う


a0034788_791661.jpg



3/27 旦那ちゃんが急性心筋梗塞で入院しました

ちょっと前から「肩と背中が耐えられないくらい痛い」と言ってた

あたしは、「大丈夫やよ」と、取り合わなかった


27日の夜中1時

「嫁ちゃん、ゴメン、背中押してくれへんか」って起こされた

あたしは散々飲んだくれて機嫌が悪かった

おざなりに背中をゴリゴリして 

「アカン、しんどい」と手を止めて 寝てしまった

「嫁ちゃん・・・」と2度目に起こされたのは、3時15分

「なんやのん」と不機嫌に起きると

息も絶え絶えな(後から思うと)旦那ちゃんが、座って下を見ながら

「もうアカン・・・もうアカン・・・」って

それでも、あたしはまだ気づかずに不機嫌に言った

「救急車呼んだら?」

「うん、そうする」って、携帯で119を押した



今思うと、なんであんな意地悪言ったんだろう

いつも、なんも言わないで、家のこと、オカンのこと、ペットのこと

仕事でしんどくてもやってくれてたのに

いつでも後から後悔するんだ。



「サイレンは消して来てください、近所迷惑なんで」と言って電話を切った

ぜーぜー言いながらスゥエットに着替え

あたしは何を思ったのかカードと小銭しか入ってない財布を握ってた


遠くの救急車のサイレンが近くなったなぁと思ったら、突然止んだ

あーうちが呼んだんだなーって

真夜中の冷風で少しずつ正気になってきた頭が動き出す


「どこが痛いですか」って救急のひとが旦那ちゃんに質問する

「背中と肩が痛くて、息苦しいです」と答える

「循環器系かな、、、」と呟いて

「S病院は循環器科があるんですが、満床です」

「I 病院は内科ですが、設備は整っています、良いですか?」

いいですかって?選択の余地ないじゃんよ・・・

と思いつつ、旦那ちゃんは矢継ぎ早に質問されてぐったりしてきた

朝3時過ぎ、空いている道路をすごいスピードで飛ばす飛ばす

どんどん旦那ちゃんの顔色が変わってくる

そんな中、あたしが履いてるセッタに猫がシッコちびってて

あり得ない悪臭が公共の車を包んでいく

救急隊のおっちゃんがあたしを見てる見てる見てる見てる

∑(゚∇゚|||)ヒッ!

ごめんあさいごめんなさいごめんなさいごめんあさいごめんなさいごめんなさい
ごめんあさいごめんなさいごめんなさいごめんあさいごめんなさいごめんなさい
ごめんあさいごめんなさいごめんなさいごめんあさいごめんなさいごめんなさい
ごめんあさいごめんなさいごめんなさいごめんあさいごめんなさいごめんなさい

って、冷たい視線のなか最初の病院に着いた

ストレッチャーで運ばれる旦那ちゃんを見送りながら

あたしが最初にしたことは、処置室の隅にあったファブリーズを

こそこそと、しかし鬼のようにサンダルに吹きかけることだった

「奥さん!」 

ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル 「は!はいっ!」

「処置が済むまで、廊下でお待ち下さい」

「ハーイ(´・ω・`) 」 バレテナカッタ・・・

そこから約1時間 呼ばれて行ってみると

全く状況の変わらない旦那ちゃんが居た。






--------------------------------------
うわぁ、もう7時ですよ

やべえ、今日も寝られなかった

次の更新は明日の朝の予定です


多分
[PR]
by cooper2004 | 2007-04-01 06:50 | 入院 | Comments(7)